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五井工場内に新研究棟完成 電子情報表示材料の開発を加速

2004年10月04日
今般、チッソ株式会社 本社:東京都中央区、社長:岡田俊一(おかだ しゅんいち)が、チッソ石油化学株式会社五井製造所内(千葉県市原市)に建設中でありました新研究棟が竣工しました。新研究棟は建築面積=約1,200m2、延べ床面積=約2,400m2の総2階建てで、その1階部分の大半はクリーンルームとなっております。

チッソ株式会社では昨年度から研究開発体制の再編に取り組んでおり、その一環として神奈川・千葉と分散していた電子情報表示材料開発の千葉への集約を行い、機能の集中・連携の強化を図るため、その受け皿たる新たな研究棟の建設を進めてきました。今回の新研究棟はクリーンな研究環境を確保し、あわせて各種最新評価設備を導入し、評価精度の向上を図り、電子情報表示材料分野の開発促進を狙うものであります。

液晶ディスプレー(LCD)の市場は毎年2桁の成長が続いており、大型液晶テレビ・モニターを中心に継続的な需要の拡大が予測されています。当社は「液晶材料」のビッグサプライヤーとして、高品質、高特性の材料をユーザーの皆様に安心してご利用頂けるよう努めてまいりました。また、「配向膜材料」、「カラーフィルター用オーバーコート材料」、「感光性材料」などのLCD関連材料の分野においても、高機能・高生産性を実現する当社材料への需要が急伸しており、当社はこの分野の総合的な強化を行っております。

更に、次世代の表示技術として注目される有機EL材料、優れた光透過性能を持つ光学材料などの研究開発も進めており、この分野においても積極的な事業展開を推進しております。当社はこれら電子情報表示材料分野の開発を強力に推し進め、韓国、台湾における販売・生産拠点、中国における販売拠点の確保と合わせて、この分野の事業を大きな柱として育成してまいります。

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