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天然物系食品添加物「ポリリジン」が米国FDAの認可を取得

2004年02月24日
チッソ株式会社 本社:東京都中央区、社長:岡田俊一(おかだ しゅんいち)の販売する天然物系食品添加物「ポリリジン」が、この度米国FDAの認可を受けましたのでお知らせいたします。

ポリリジンは既に、日本、韓国において安全性とその効果が認められ、食品添加物として広く使用されていますが、今回さらにポリリジンが米国FDAのGRAS物質(注として認められたことにより、世界標準の食品添加物として認識されました。
ポリリジンは、自然界に存在し、味噌や醤油、ヨーグルト等と同じように、微生物による醗酵で生産される物質で、人体に必須のアミノ酸の一つであるリジンが直鎖状につながったものです。ポリリジンはイオン的に微生物に吸着して微生物の増殖を抑制する機能があり、広い抗菌性と食品の風味を損なわないという優れた特性から、主に食品の日持ちを向上させるものとして使用され、コンビニエンスストア等の弁当、惣菜に使用されてきました。
弊社は、独自のバイオテクノロジーを駆使して工業生産を可能にし、1989年より製造、販売しております。
弊社では、FDAの認可を受けて、米飯用を中心として、西海岸を拠点に米国内における販売を本格的に開始し、将来は食肉やパンなどへも展開するとともに、米国内に止まらず、アジア諸国を始め、EU諸国へも積極的に展開を図ってまいる予定でおります。
また、同時に食品以外の分野においても、ポリリジンの特性を生かし、台所、トイレ用の除菌剤や安全性の高い抗菌剤として繊維、加工品、化粧品等への用途を広めてまいります。
注)GRAS(Generally Recognized as Safe):一般に安全と認められる物質

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