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チッソの豚コレラエライザキットが豚コレラ未承認ワクチン株の発見に活躍

2004年04月06日
新聞等の報道によると、2004年3月18日鹿児島県農政部は鹿屋市の養豚農場で、家畜法定伝染病の豚コレラに感染した可能性のある豚が見つかったと発表しました。15日に同農場から出荷された豚の数頭に内臓出血等の症状があったので、同農場の別の豚44頭について抗体検査をしたところ、40頭に抗体が検出され、さらに、独立行政法人動物衛生研究所の検査では、国内で承認されていないワクチン株による豚コレラウイルスが分離されました。
この問題に関して、鹿児島県は22日、同農場から豚コレラウイルスの抗体が検出された原因は、同農場が国内未承認のワクチンを無許可で豚に接種していたことによると見られると発表しました。同農場の責任者もそれを認めております。

鹿児島県に確認したところ、この抗体検査ではチッソの豚コレラエライザキットが使用されていました。
チッソの豚コレラエライザキットは、ワクチン接種を中止した地域のモニタリング注) に使用され、より安全な食肉の生産にお役に立っております。
なお、豚コレラは人には感染しません。

注) 農林水産省の豚コレラ撲滅事業の一環として実施されております。

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