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新タイプトイレタリー製品「みかんのきれい」を本格的に販売開始

2000年02月21日
チッソ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:後藤舜吉)は、株式会社福田農場ワイナリー(熊本県水俣市、代表取締役:福田興次氏)と共同開発した柑橘類の果皮に含まれるピールオイルを配合したトイレタリー製品4種類を「みかんのきれい」という商品名で2月下旬より本格的に販売を開始する予定です。




熊本県は全国でも有数の柑橘類の産地であり、中でも甘夏みかんは全国1位、温州みかんは全国4位の生産量を誇っています。
 「みかんのきれい」の開発は、熊本県のベンチャー経営者として知られる(株)福田農場ワイナリー(以下福田農場といいます)の福田興次代表取締役の企業化精神を題材とした講演にチッソ若手社員が賛同、同社が生産する甘夏みかん、温州みかんの果皮の精油(ピールオイル)を有効利用できないかというところから、地域産業振興の一環としての両者による異業種交流、共同研究が始まりました。
その結果、このピールオイルが
 1.自然に優しい天然物であること
 2.芳醇な柑橘系の香りを有すること
 3.ピールオイルが抗菌性を持つこと
に着目し、当社はトイレタリー製品の開発を進めてまいりました。
 商品開発のコンセプトは「人に優しく、環境に優しいエコロジーグッズ」で、国産のピールオイルをキー素材としたトイレタリー、サニタリー製品を「みかんのきれい」シリーズとして開発していく予定です。シリーズの手始めとして、洗濯用洗剤、台所用洗剤、ハンドクリームおよびハンドソープの4種類を上市しています。
 それぞれの製品は環境への配慮を重点に置き、天然素材のピールオイルを配合することで爽やかさと清潔さを、さらに台所用洗剤、ハンドクリーム、ハンドソープにはチッソのヒアルロン酸(保湿剤)を加えることで手肌への優しさをアピールしております。

 マーケットとしては「人に優しく、環境に優しいエコロジーグッズ」というコンセプトを受け入れていただける顧客層をターゲットとし、量販店向けではなくニッチな分野での展開を考えており、新製品の開発も進めながら、3〜4年後に売上高10億円程度を見込んでいます。
 これまで、関東、関西の百貨店等でプロモーション販売を行ってまいりましたが、2月下旬には首都圏内の有名店でも販売を開始します。また、福田農場は当社の代理店として熊本県内の百貨店の他、2月22日以降銀座熊本館(東京都中央区銀座)でも販売を開始する予定です。

 なお、商品の販売元はチッソ株式会社、製造元は株式会社 楽(本社:東京都豊島区、社長:河野伊久枝)、ミマスクリーンケア株式会社(本社:東京都葛飾区、社長:阿部光博)であります。



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